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仮面ライダー響鬼 三十七ノ巻「甦る雷」

【速報】ペプシのおまけのガンダムは違法

食玩ブームなんて事が言われて随分久しい。
その中でも取り分け人気が高いジャンルにボトルキャップというものがある。
要はボトルにフィギュアが乗っかってるというだけの話なのだが、
先ごろ公取委から商品表示法にボトルキャップが引っ掛かるという驚愕の判決が。

読売ウィークリーから以下引用。

清涼飲料水「ペプシツイスト」などのおまけをめぐり、同飲料水を製造・販売しているサントリー(大阪市)が公正取引委員会から、
景品表示法違反の疑いがあると注意を受けていたことが、25日わかった。

中が見えない袋に入った人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクター模型は、消費者の射幸心をあおる「懸賞品」に当たると判断された。
約20年前には、ロッテ(東京都新宿区)がシール付きの「ビックリマンチョコ」で同様の注意を受けており、コレクター心理をくすぐる販売戦略に再び「待った」がかかった。

サントリーは2003年9月から、32種類の「ガンダム」の模型のうちいずれか1種類を袋入りのおまけにして、
「ペプシツイスト」ボトル缶などの販売を始めた。おまけは全商品についていれば、通常は「景品」とされるが、
ペプシの場合、いくら商品を買っても全種類を集め切れるかどうかは運に左右されるため、公
取委は「懸賞品」と認定。懸賞品の価格は商品価格の2%以下でなければならないが、今回はこの制限を超えていたという。



こないだまで売ってた種デスのボトルキャップの中が透けてたのは
こういうことだったのか…。

何でこんな話を響鬼前にするかって、
何を隠そう僕も去年ライダーのボトルキャップを
血眼になって集めていたわけさ。店員と交渉してコンビニの
店頭ディスプレイをトレードしてもらったり色々していた21の夏。
また出てきたら同じ苦労すんのかなと思っていたらこのニュース。
法的にどう規制される可能性があるのか、今後の動向を見守りたい。


と、非常に無理のある前口上から今週の響鬼へ。




変身忍者嵐をインスパイヤした変な鎧を着込み
鬼達を襲った変態の正体は、やたら棒読みなのが売りという元ザンキさんの師匠。
かつて倒せなかった魔化魍ノツゴをエイハブ船長気取りで狙うも
まるで歯が立たず、そこに巻き込まれたあきらはお約束の川落ち
グダグダの先週から引き続く今週の響鬼。


必死で探すも見つけられない鬼勢に対し、
あきらを先に見つけたのはノツゴを探索していたシュキ。
夜になり眼を覚ましたあきらは、彼女に鬼になろうとする理由を問われ
両親を殺されたという動機を口にする。そんなあきらに対し
「憎しみを忘れるな」と語りかけるその口調はやはり心なしか棒読み



あきらを鬼勢の元へ帰し、独自にノツゴ探索を続けるシュキの前に
現れたのは大正浪漫こと大ボス夫妻。「お前はむしろ我々に近い」と
ダークサイドに引き込むべく呼びかける夫妻を拒否したシュキを襲い来るのは
ノーテンキラキラな童子にサドっ気満載の姫という組み合わせが
すっかり板についてきたスーパー童子&姫。

あんまり鬼とか関係なさそうな妖術でまんまと逃げおおせたシュキ。
その残り火と戯れる最中に力一杯足蹴にされ、その快感からか見事童子も覚醒。
魔化魍側のボトルネックだった童子の強化に、鬼勢としては苦しい展開である。


さて、
吉野の事務局からの通達により、「鬼祓い」を命じられたのは
宗家の御曹司であるイブキさん。かつて弟子のザンキさんを犠牲にしてまでも
ノツゴを倒そうとしたエイハブ船長的執念が粛清対象に。
鬼の世界の厳しさをここにきて覗かせる井上脚本である。


一方、
相変わらず執拗に桐谷様に付け狙われる明日夢君、
先週の「鬼は鬼であってはならない」という言を「からかわれたんだよ君は」と
一笑に付され不快感丸出しの苦い顔
しかし桐谷様の「僕は鬼になる」宣言に、さすがの彼も眼を見開き驚愕。
運動音痴が笑わせてくれますねぐらい言えばいいのに。


シュキから自分の聞きたかったことを言われ、
困惑をヒビキさんに伝えるあきら。「誰もがみんなぶつかる壁」と言いながらも、
自分で答えを見つけろと優しく諭す彼に、曇りながらも笑顔を覗かせる。

師匠のイブキさんも、同じ鬼を粛清せよとの指令に悩む。
ヒビキさんにサポートを依頼するも、「あきらのためにも、
お前が自分で答えを見つけなきゃ」とサポートの件をスルー
やりたくなくて逃げた感じに見えるんですけどいいんですか?


ザンキさん一行は再びキャンプ。
シュキがトドの祖母より上の玄海師匠方式であるという衝撃の事実を
「呪術」という訳分からん一言で片付けるのもどうかと思うのだが
そんな事いってる間にDAが何かを捕捉。それを見たザンキさんは単身
山の中へと車を走らす。

山中でザンキさんを待っていたのは他ならぬシュキ。
今ならまだ間に合う、と投降を薦めるザンキさんに、
「鬼を止めたのは私から受けた傷のせい。恨んでいるのか?」と
足の怪我とかそういう今までの話は全部無視した流れの展開を披露。

そこへ現れたのは後を尾けてきたあきら。
車で移動したザンキさんをどういう俊足で追いかけたのかをそっちのけで
シュキに「弟子にしてください」と暗黒面への突入宣言。
おそらくザンキさんの「シュキは呪術で若さを保っている」発言に
グラビアアイドル魂が反応したと思われる。つまり原因はザンキさんだ。


あきらを従え歩くシュキの前に、粛清の命を受けたイブキさんが登場。だが
緊迫した雰囲気の中更にノツゴが乱入、急遽対象を変更し応戦するイブキさんを
尻尾でペチッと吹っ飛ばし一蹴。シュキとノツゴとの一騎打ちが開始される。

逃げようとしたところを捕らえられたあきらを犠牲にしてノツゴを倒そうとする
エイハブ船長的執念を見せるシュキ。ちなみに今回のシュキを度々
エイハブ船長に例えているのだが実は僕元ネタの「白鯨」をまるで読んだことない
何となくだけでものを言うのも大概にしろと自分に言いたい。

そんなシュキに対し、ザンキは自ら再び変身!
あきらを助けノツゴに立ち向かう。自らの身を挺した攻撃で
ノツゴを弱らせたシュキに続き、必殺「雷電斬震」により
見事魔化魍撃破に成功したのである。


そして、自らの放った攻撃により死を迎えるシュキ。
最後の最後まで棒読み路線なまま死んでいくシュキの最期を看取り、
ザンキさんはだた俯く。あきらは雨に打たれ困窮に暮れる。
ひたすら重い今週の響鬼。待て次回。
by tempari_blg | 2005-10-26 23:06 | ライダー


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