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今更劇場版「仮面ライダーW」感想(ネタバレ有り)

一応封切り週に見たけど、今更感想を。
記憶が薄れてる部分もあるんで、細々と挙げてく方向で。
あと、W知らない人への配慮は今回あんまり考えずに書きます。
興味ない人はスルー推奨で。

・導入で早速エターナル登場→夜景をバックにマントを揺らす後ろ姿からW・B・Xが入る流れに
のっけから痺れた。TV版と同じ演出で新キャラを印象付ける作りは成功してたと思う。
記憶力の悪い俺でも未だにそこはっきり覚えてるし。

・で、そのエターナルが率いるテロ集団「NEVER」。
敵の起こす「大体街レベルに対するテロ」と「それを止めるヒーロー」ってハリウッド映画だと
ベタ中のベタなんだけど(ゴッサムシティとか)、ライダー映画でやられると何か新鮮だった。
無闇に「世界の危機」とか煽っても、予算と納期に通常の映画を遥かに上回る制約が付くのが
日本の特撮なんで大抵説得力が出ない訳ですよ。こないだの電王なんか「バトルシーン全部
1箇所で撮ったんじゃねえか」みたいな感じだったのに、敵が世界を滅ぼすのどうの話すもんだから
「いいからお前まずその公園から出ろよ」って思っちゃったし。
そもそもWの世界自体架空都市「風都」で完結する話で、今回の映画も敵をその枠に収めたから、
大人にも&多分子供にも、すごく分り易かった。

・NEVERの不死属性は、「不死は幸福ではない」ってメッセージを、多分TVで消え行くフィリップと
対比させつつ言うためのものだったと推察。ただ不死属性の見せ方は分かり難さがあったなー。
とりあえず特徴としては、

①死んだ後に蘇生措置を施され、生き返っている
②基本的に老化しない。ただし、人為措置により肉体を加齢させることは可能
③爆発や高所落下ぐらいでは死なない(映画導入部&48話の加頭より)
④体が冷たい
⑤ガイアメモリ使用中にメモリブレイクされると、過負荷(?)により灰化

基本的には、改造人間のメタファーだったと思うのですよ。
⑤以外は概ね昭和ライダーに当てはまりそうな感じがするし。
不死属性を明示するためには「殺す」という行為を見せないといけないんだけど、そこは子供向け
映画だから難しかったのかなー。普通に「強い改造兵士」って感じだった。
あ、でもただの無敵兵士だったら、Wやアクセルが殺人を行うことになるんで、設定上それを回避
する意味もあったのかもしれない。(それ言ったら昭和ライダーなんて凄いけど)
何にせよ、創作での「不死」の扱いって難しいな。

・杉本彩演じるマリアの動機がいまいち分からなかった。この映画の数少ない難点かも。

①息子の克己を事故で失う
②財団Xに依頼し(?)克己をNEVERに改造
③毎年加齢措置を自らの手で実施
④国際特務調査機関のメンバーとして、克己の計画するテロを影で支援

こういう経緯を辿ったこの人が元々何だったのか、がよく分からない。
②が出来る時点で初めから尋常な人じゃなかった可能性が高いんで、多分元々特務機関員として
裏社会に精通し人だったと推察できる。
しかし実の息子を得体の知れない人体実験に検体として差し出し、以降世界の戦場に送られる
息子を止めもせず、不死者への加齢措置なんてマッドな行為を毎年続けてたんだから、振り返ると
やっぱりこの人が諸悪の根源だよな。

・その杉本彩、若返り効果を抑え気味のメイクがかえってエロかった。

・彩姐さんしかり、エターナルのソフィア松岡しかり、須藤元気しかり、今回はゲスト出演者の
演技がノッてて、安心して観ていられた。松岡さんやっぱ声いいな。あと須藤さんのガチホモの
演技に素の要素が見えた気がする。

・ヒートの女の人、「片腕マシンガール」のヒロインじゃねえかよ!
ありゃ近年を代表するサイテー映画(褒め言葉)だった。あの映画についてだけでいくらでも
かけるような気がする。

・対する探偵事務所勢は、全員に見せ場があって大満足なんだけど、
「囚われたフィリップを助けに乗り込む翔太郎」「怪人に生身で挑む照井の無事を祈る所長」
という構図からして正ヒロイン=フィリップで準ヒロイン=所長だと改めて思いました。

・エターナルのマキシマムドライブ≒スタンド能力、「旧式メモリの使用を一切封じる」は
今回のケースじゃなけりゃそんなに有効じゃなくないか?
敵対武力として唯一メモリ使いだけを脅威と想定した能力。他の武力はエターナルの基本
スペックだけでどうにかできるって考え方。この強気さはすげえな。

・Wの全11フォーム+1をきっちり登場させるサービス精神に感動。
未判明だったフォームのマキシマムドライブを発動させるあたり、徹底してんなーと思った。

・ジョーカー最高。
翔太郎役の桐山漣さんが本当にBLACK好きだったのがビンビン伝わってきた。
何あのライダーパンチの手を包むオーラ。

・尺の少ない劇場版で、照井があんなに熱い活躍するとは思わなかった。
生身で単身敵拠点に乗り込んでカプセル怪獣ことガンナーAでも展開するのかと思ったら、
生身でブレード振り回して渡り合うとは。

・「街の応援による最終パワーアップ」は、ベタながら高揚感あって最高の選択だったと思う。
持ってたらミラクルペンライト振ってたところだった。

・園崎父のあの余裕はなんだったんだろうか、と考えた。

①Wへの信頼(宿敵だからこそその強さを知っている的な)
②仮にNEVER化しても、ガイアインパクトで相殺できる算段があった
③NEVER化しない措置済みだった
④NEVERになっても構わない、と思っていた

④はちょっと魅力というか、何処かでネジの狂った「元・家族思いの父親」が既にある意味で
自棄になっていたという深読みもできて面白い。

・風都ヤバい。街のタワーが半壊するようなテロ発生の夜に、問題なく花火大会を決行する
いい度胸っぷりがヤバい。死傷者も多数出てる筈の事件にも関わらず、その日に完結したような
サッパリ感がヤバい。
ムスカ「ビルが溶け、人が死ぬ。この街ではよくあることだ」


総評として、「ライダー映画にしては驚くほど突っ込みどころや整合性の矛盾が少なかった」
「ご都合主義は力技で押し切る少年漫画展開」「キャストの熱い演技」で、相当面白かったです。
ちなみに2Dで見たんですが、3Dだと戦闘シーンの迫力が当社比5割増だそうです。
でもメンズデー割引効かないって言われちゃったからなぁ…。今度改めて3D見ようかしら。
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by tempari_blg | 2010-08-23 00:48 | ライダー

松田賢二さん、おめでとうございます特集

辺見えみりが俳優・松田賢二と同棲愛


橘さんこと天野浩成氏の件に続き、今度は松田賢二氏。
最近の芸能界はイケメンライダー食い散らかすのが流行りか何かなのか。


松田賢二氏。
特オタ的には「仮面ライダー響鬼」でのザンキさん役でお馴染みです。

「響鬼」は「鬼(=仮面ライダー)」と呼ばれる異形に変身する人々が
日本各地に出現する妖怪を殲滅するという筋書きですが、そのための
組織が非常に丁寧に描かれており、情報収集や武器開発、鬼の輸送と
いった職責分担や全国各支部の存在など、「妖怪と戦う鬼戦士」なんて
荒唐無稽なストーリーに現代的なリアリティを出そうとしていたのが
作品の魅力のひとつでした。

ザンキさんは、そんな組織内の古株戦士。劇中では怪我に伴う引退と
後進育成という、これまた大人の視聴者には生々しいトピックに焦点が
当てられていました。
自分を尊敬する直下の後輩に「俺を真似るな、自分流でやれ!」と
叱咤しつつも、組織の忘年会で「あいつは可愛い」と漏らし、最後は
大怪我で復帰絶望と宣告された後輩のために、自ら引退を撤回して
戦いに身を投じ、闘う漢の生き様をその背中で伝えます。

そして、全てを賭して戦い、散ったザンキさんの最後の姿。

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日曜朝にいぬまるだし。
そんな役者根性溢れる熱血俳優、それが松田賢二だ!


また辺見サイドから「そんなこと言ってません」と梯子外されないか、
それだけが気掛かりです。
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by tempari_blg | 2010-08-10 10:18 | ライダー