カテゴリ:真面目な思考( 24 )

分権的意思決定について(覚書)

ありがたい事に、大学の後輩が僕のいる会社を志望してくれているらしく
色々メールで相談に乗ったりしている。中国から留学してきている彼は僕より
遥かに頭が良く、恐ろしく精度の高い財務諸表分析をメールしてきては
僕をドン引きさせてくれている。

今日のメールでも数点のヒントから得た正確な分析が書かれてたんであるが
そこで出てきたのが「御社って分権的意思決定によるローカル最適です?」っていう質問。
採用方式と仕掛品の量辺りから割り出してきたとの事。あまりに頭の出来が違いすぎる。
悔しいので僕もちょっと頭を絞ってみた。


「分権的意思決定」は、つまり地方分権とかいった、ある広大な領域をローカルな範囲に
区切り、その中である程度中央と独立した判断や実行を行っていくこと。

これのいい所は、「全体の意思」では優先順位などで切り捨てられかねない
細かい問題も扱うことができること。国がカバーしきれないある種の公共財提供が
NPOに委ねられる所なんか典型的な例かな。ただし、「あるプロセスや影響が
分権化されたローカルの中である程度完結する」って条件が、上手くいくために必要。
例えば、周りの自治区の環境にも影響与えるような条例を一箇所の自治区で
決めちゃってはいけない。

しかし逆に、例えば製品の受注→生産→物流→販売というプロセスのような、
一貫したプロセスで考えるべきでありローカル最適してちゃまずいような所で
ローカル最適を志向しちゃうとよろしくない。情報流出でカイーコとか怖いから程々に書くが、
部門間、工程間、連結会社間…といった壁の内側では最適な行動でも、
全体として見た場合どうかってのは常に意識しとかんといかんと思う。

そういや分権で思い出したけど、自動車の会社って今どっちかっていうと
本社機能の集約化を目指してる方向性らしい。
毎日新聞は「脱・東京」って分散眼つきで言ってるけど、会社から見たら集権の流れなんで
分権が必ずしもいいとは限らないことを、経営する人もきっと意識してるんだろう。


山口浩氏の「グローバル企業は分権から集権へ、という話」
結構参考にしつつ書きました。謝辞。
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by tempari_blg | 2006-06-26 23:25 | 真面目な思考

ただ黙祷

バンドつながりの友達のお祖母さんが亡くなった。

初対面からバカ関連話ですこぶる意気投合して3ヶ月。
知り合った時間は浅いけどすごく気が合う友達である。
もちろん僕はお祖母さんの事を何一つ知らないのだけど、
常に絶えないあの笑顔が僕はすごく好きなので
せめてそれが長く曇ることがなければいいな、と思ったり。

同居してたじーちゃんが亡くなってもう1年経っちまったのか。
ちょっと思い出し、信心も大してない筈の僕は何となく少しだけ祈る。
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by tempari_blg | 2006-03-07 23:26 | 真面目な思考

色んな上司がいて色んなことを言うよ

業務上、ふたりの上司で異なる方針に挟まれるというやつを体験した。
同期がよく「上司がてんでバラバラの指示出してどっちに従えばいいか分からん」と
愚痴ってたアレのことだ。


さしあたりの対応としては直上、あるいはより職位が上の上司に
従っておきゃいいと思うんだが、個人的にはそれぞれの方針について
何でそういう風なのか、対案は何がダメなのかを問いまくるのが是かと。

最終的に大事なのは「どっちの上司に」従うべきかでなく
「自分として」どういう基準や考えを持つべきかなので、
それぞれの上司の方針についていいとこ悪いとこを分析し
自分の考えとして消化する作業が重要。そうすれば論理的な思考の元
筋道立ったマイ方針が形成されるんじゃね?と思った今日この頃。
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by tempari_blg | 2006-01-11 20:28 | 真面目な思考

お客を接する

昨日2ヶ月ぶりに美容院行ってきた。
今週末の大学祭ライブに向け小ざっぱりしておこうという腹づもりである。


僕に限らず、美容院って一度切ってもらって好みの感じにしてもらうと、
大体そこのリピーターになって通い続けるものだと思う。
僕の行きつけの美容院(って行ってもまだ4回ぐらいだけど)も
そういう感じで通うようになった所で、担当してくれる兄ちゃんとも
段々顔馴染みになってきつつある。

やはりオナジミサンになってくると徐々にサービスも良くなってくるもので、
今回は入りたての整髪料を付けてみてくれ、ちょびっとモードっぽい感じに
変身させてくれた。気に入ったら連絡すれば取り置きしてくれるそうで
その辺も何となく嬉しげである。

それも含め、美容院の接客ってのはやっぱりすごいもんである。
そもそも一度担当したお客の顔ですらちゃんと覚えてる人は多いし、
いつ来てどんな髪形にしたかがDB化されてるような所も多いそうで。
CRMの一番先進的な業界ってやはり美容系なんだろうなーと思う。


一方、
ウチの会社は車作って売るという商売で社員食わせてる。
この売るってところはディーラー、つまり販売店が正に販売の最前線で
日々努力を続けてる訳である。

このディーラーの方々ってのは毎日お客とダイレクトに接してる訳で、
お客からの様々な声をモロぶつけられる立場にいる。そんな彼らに
ぶつけられた声ってのを我々社員は見ることが出来るんだが。

この声ってのがまたバラエティに富んでること。

お褒めの言葉ってのもそりゃまぁ結構多いんだけど、
その分だけクレームも沢山舞い込むもの。そりゃお客のが正しいかなってのもあれば
そんな事でキレられても困りますがなってのも結構あるもんなのである。
見送りがきっちりしてないとかコーヒーが遅いとかね。

そもそも、
自動車ディーラーって昔っから、接客に求められるハードルが
他の業種と比べやたらと高いような気がする。懇切丁寧な対応は勿論のこと
喫茶店顔負けのドリンクメニューだって。金額の大きい商談の場とは言え、
買ってくれるかどうかも分からん相手にしては随分ゴージャスなおもてなしだと思う。


しかし、昔馴染みだから買ってやるよ的な地縁的な関係性の希薄化や
個人の嗜好の多様化や選択肢の拡大っていう現状を考えるだに
そうも言ってられないのが実情。見ず知らずの相手に対しほとんど一瞬で、
お金を持続的に出してくれるよう働きかけをしないといけないのが
今の営業ってやつなんだろう。


そうなるとやはり重要なのは「関係性」なんだけど、
CRMで言われるような相手の情報の蓄積とか以上に
「友達化」というか、相手の懐にサクッともぐりこみ親近感を抱かせるってのが
すごく重要なんじゃなかろうかと思ったりする。

書き手の人間臭い個性がにじみ出るメルマガとか
「こいつのオススメならぜひ」と思わせるアフィリエイトとか、
上手くいってるCRMって「人としての取っ付きやすさ」を感じることが多い。

何か気さくそうとか親身になってくれそうとかそういう能力って
相対的に女性が高かったりするから、これからの営業領域って
今まで以上にその辺の女性的な力がものを言うのかもしれない。
あるいはいじられるタイプの人間。彼らってほっといても向こうから
関係が発生しやすいから、そういう意味では強いのかもしれない。


っていうか、とっつきやすさが重要とか従来型の営業でも
昔っから当たり前の話なような気がするんだけど。
まぁ覚書ですな。このエントリ。
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by tempari_blg | 2005-10-30 22:15 | 真面目な思考

続・市井の僕らが貧困を本当にどうにかするためには?

前エントリでホワイトバンドについて好き放題書いたんだけど
早速世の中にはアレへの反論もしっかり出回ってまいりまして。

ホワイトバンドの問題点

代表的な反論である上記サイトのほかにも、
大佐blogを始めあちこちのブログが
ホワイトバンドの活動に異を唱え始めている。

その代表的な論拠は資金面の話で、実際は一切募金には行かず
NGOの活動資金に回ってるだけ、って点な訳だが。



…えー、これら反論も何か、大筋で肯定側の論理と似たようなもんじゃないかいと
僕は全てを敵に回しそうなことを敢えて言ってみる。


だって、
僕が肯定派ブロガーに異を唱えたかったのは
議論する姿勢の薄い、公式のコピペをまるっきり信じただけの「思考停止」で。
あと、決して貧困をなくすために深く学ぶ姿勢がないのも問題で。

然るに、
否定派もその辺結構似たような人多いのである。
もちろん、安易な肯定派よりは思考停止型な方は少ないんだけど、
それでも上記のサイトを鵜呑みにしただけの方は結構多い。

別に募金じゃないからどうって話じゃないでしょ。
NGOに金が回るという事それ自体が悪いんじゃなく、
その彼らをチェックする機能が重要なのであって。
奴らがちゃんとした活動を行えば問題無いし
そうでなければその時初めて彼らを糾弾すればいい話なのでは。



この騒動、何が足りてないって
結局肯定派・否定派どちらも「貧困撲滅そのものをどうすればいいか」という
バンドどうこうじゃない、より本質的な議論じゃなかろうかと思うのですよ。
それがなきゃ単なる敵だ味方だのって不毛な罵りあいになって、
貧困国にしてみりゃ「何だこのノー天気どもが」って風になると思う。
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by tempari_blg | 2005-09-07 23:41 | 真面目な思考

市井の僕らが貧困を本当にどうにかするためには?

昼のエントリにて、ホワイトバンドの「熱狂」の高まりに
「お前らちょっと落ち着け」という旨の端書を残したんだが、その続きの話。


水菜美様、コメントありがとう。
でも実は僕このイベント自体については、偽善がどうとか
言い募る気はあんまりないのです。

この「参加団体」、つまり主たる運営アクターはNGO団体。
元々の母体も海外NGOの連携だったようで、つまりこのイベントは
ありていに言ってしまえばNGOの資金調達のための大々的なキャンペーン、
という事ができる。

NGOについて少しでも知ってる人なら分かると思うけど
このこと自体は偽善でもなんでもない。
主活動が営利となってはならないというNGO法もあり、
海外旅行費とか言ってがっつり稼いでるピースボートのような
例外を除き、NGOは総じてそんなお金持ってない。
だから、サポーターを募るとかオリエンを主催するとか、
あの手この手で資金調達にひたすら苦慮し続けている訳である。

だから、NGOにしてみれば今回のことは、
活動資金を荒稼ぎし、同時に自団体の知名度も高められるという
一大チャンスぐらいにいう事ができるんだろうと思う。
ホワイトバンドの売り上げ使途を見ても、そのうち30%が
活動広報とNGOの活動資金になると明言されている。
上記の話に間違いはなかろうし、それが悪いことでもないだろう。


しかしいいのか?
この手の「イベントによるブーム化」って手法は昔から大抵
あるピークを境に話題性は縮小し、最後はぱたりと忘れ去られるって
パターンの繰り返しじゃなかったっけ?

個人的には、この盛り上がりも
9/10にあるとかいうイベントをピークに収束を向かえ
徐々に注目度は減少し、年が明けるころにはみんな忘れて
ホワイトバンドとか捨てられちゃってるんじゃないかとか思っている。

貧困克服に必要な尺度として「持続可能性」ってのがあるが、
この稼ぎ方って本当に持続可能性が高いと言えるのか?
これが結構疑問というか、参加NGOにとってはこれから荷の重い
課題になってくんだろうなと思う。
大体ガイドラインではイベント実施の条件として
「華美、豪華な会場でのイベント実施は避ける」とあるが、
東京タワーのライトアップとかスレスレ、っていうか既に突き抜けちゃってないか?
いくらかかるっちゅうねんって話じゃない?アレ。


そして、
何よりブログ上で正に「熱狂」している姿勢の方々。
僕が問題視してんのは皆様のことなのである。

ホワイトバンドを付け、貧困をなくすために「考える」。
後者の発想は重要だ。ジョン・レノンの意志は脈々と生きているって感じだ。
しかし前者はどうなのか。

NGO視点から見れば、自らの尊い活動資金の源泉になる訳だが
購入者の視点から見てみればどうだ?これって単なる消費活動じゃないのか?
数百円の消費をして、ちらっと「貧困の人は可哀想ねー」とチラッと考えたら
あとはクーラー効いた丸井に行って途上国産のTシャツ買ったりするのか?


さっき考えることは重要と書いた。
では、次のことについて考えてみたことはあるか?


前述の通り、貧困に立ち向かうはずのNGOは貧乏で何かしたくても
できないのが現状というところが多い、ということは?

で、正味な話そうした資金稼ぎなどの経営の視点がまるで乏しく、
団体そのものに持続可能性が乏しいNGOが多いということは?

さらに、彼らは上場企業とかと違い予算についての監査とか受ける義務ないから
万が一変な使い方されていてもまるで見えない「危険性がある」ことは?

彼らが手にしたお金を元に、真に真っ当な現場活動を行わないんじゃないかという
「可能性がある」ことは?

そうした「NGOの厳正なチェック」をする機構が、現在実質存在しないということは?


さらに話を広げよう。

NGOとは比較にならんぐらい巨大な予算と、
専門家の結集たるプロジェクトチームを擁するODAですら、
貧困抑制のための開発援助プロジェクトを失敗させることが多いということは?

しかも彼らやるだけやりっぱなしで、
本当に援助が効果を上げたかどうかというアセスメントを
NGOに指摘され始める10年くらい前までロクにやってこなかったということは?

国連も、「人間の安全保障」だのといった耳ざわりのいい言葉による
予算確保に気をとられ、ここ10年で世界的な貧困格差を
じわじわと広げていってしまったことは?


世界の貧しさを考えるってことは、チラッと同情することでもなけりゃ
意思表示という名目の消費行動を取り、あまつさえその結果を
自己顕示という形で周りに誇示することでもねえのである。
金だけ出しゃ終わりか?それじゃNGOから非難轟々の「日本のODA」と、
何一つ変わりゃしねえじゃないの。


せっかくこのイベントで考えるきっかけを掴んだんなら
だったらそれを更に深めなきゃでしょ。本を読もうよ。勉強をしようよ。
正直僕も大学出て以来開発問題とかすっかり忘れてたけど
久々に貧困研究の大御所アマルティア・センとか読み返したもの。
貧しさをほっとかないんなら、楽は許されないんだって。

公式の方にあるNGOニュースはしっかりした内容が詰まってるから、
せっかくだし書いてあることが理解できるようになってみようよ。
マジに切に切に願う。貧困撲滅は人間の「英知」にしかないはずだろ?


※公式のブログにTB打ってみるという暴挙に出てみようと思う。
何が言いたいか汲み取った上で「小童が偉そうに」とか議論を吹っかけてくれる人が
いてくれたらいいなぁ。即削除とかされる気もしないでもないけど。
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by tempari_blg | 2005-09-01 00:14 | 真面目な思考

「ほっとけない」?ならお前らちょっと落ち着け。

「ほっとけない世界の貧しさキャンペーン」

ブログ人が片っ端から安易に飛びついてる状況に、
一時とは言え国際政治を愛でた端くれとしては考えるところがありまして。
このイベントについては近日中に書かせていただこうと思う。
一回冷静になって分析してみた方がいいって、この手のイベントは。
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by tempari_blg | 2005-08-31 12:42 | 真面目な思考

「きんもーっ☆」「キモいよ」

ブログ:オタク「きもい」の表現で企業謝罪

単なる2chの祭がリアルで騒がれ始めた一例。
この件についてはそれ以上でもそれ以下でもないが、ひとつ言えるのは
バカ社員一人のために社会的イメージとか一発で崩れるという
新しいリスク対応のため、企業は常日頃から2chを味方に付けといた方が
いいんじゃないかと思う。マジに。
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by tempari_blg | 2005-08-23 22:43 | 真面目な思考

「やりがい」を得るに必要なのは

「システム企画はニーズありき」という、
1ヶ月ほど前に聞いた先輩の言葉が未だ頭ん中をループしている。

IT使ったシステムってのは、「モノを作る」とか「金を融資する」とかいった
あくまで既存として存在する業務のプロセスの改善に寄与する「ツール」に過ぎず、
それそのものが無条件の価値を持つものではない。

よーするに、
たとえ最新の技術とか最高スペックのマシンとか使った
「自分的には最高傑作ッス!ウィッス!」、みたいなシステムも、
業務に役に立たなきゃ(゚⊿゚)イラネってことになる、
つまりニーズがない代物はガラクタにしかならんのよ、という。
まぁIT系に進む人間の一番基礎になる話である。


で、
この話が頭に引っかかる点ってのが、これってシステムの話に限らず
「やりたい仕事をする」ってこと考えたときに応用が利く話なのかなぁと。

仕事以外でも音楽でもそうなんだけど、
「出来ること」「やりたいこと」ってのが自分の内側にあって
ある程度それに沿った仕事なり演奏なりをしていきたいってのが
誰にでもあると思うのさ。

例えば、技術的にも早弾き関係とか身に着けてる
メタルバンドやりたくて仕方ないギタリストがいるとする。
しかし、そんな彼に例えばブルースバンドとかポップバンドとか
メタルじゃないところからのお誘いしか来なかったとして、
その時彼はどうするのか。

さしあたり自分に対して向けられているニーズを取るのか。
あるいは、あくまで自分のやりたいことを最優先するのか。


多分、
いわゆる「やりがい」のあることをしてるってのは
この「出来ること」「やりたいこと」「ニーズ」が全て一致してる
状態なんだろうなぁと思ったり。

まぁそうは言っても現実はなかなかそうならないもので、
その辺はバランスのとり方が重要なのだろう。


何か就活する人の語り口みたいになってしまったが
さしあたりそういう予定はござんせんよ。
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by tempari_blg | 2005-07-19 22:07 | 真面目な思考

「顧客志向」の本質って

本部内のボウリング大会も恙無く終わり、
夕飯にと近所の某餃子屋さんに出かけた先程の出来事。


夕飯時には少し遅い時間ではあったものの
店内は家族連れやカップルなど大勢のお客さんでごった返し、
店員さんもフロアに調理にと慌しく駆け回っていた。

僕はまぁひとりだったものだからカウンターへ。
そこは目の前がもろ厨房という配置だったもので
店員さんが必死こいて頑張ってる様子が眼前に広がってた訳である。

その中でひとり、どうも今日のマネージャーらしき人物が
厨房での指示出しやってたんだけど、そいつがまた非常に理不尽に厳しい。
酢豚の肉の並べ方に文句を述べ、返事をしなかったとフロアの子をいびり、
とにかくイライライライラしっぱなし。
結局、黙々と料理をつまむ僕の目の前で最後までその光景は繰り広げられた。


このエピソード、「顧客志向」ってことを考えるに対し
なかなかに示唆的であると思う。

その男の行動が仮に単なる癇癪から起こしされていたものだったら論外だけど、
そうでなく「お客様のためへのクオリティ追求」ゆえの行動だったとしても問題だ。
目の前のお客は、おそらく酢豚の肉の配列の悪さよりは
マネージャーの怒鳴り声に不快感を覚える確率のほうが高い。
それも厨房が隔離空間だったならいざ知らず、
お客が目の前に座って料理食べているのである。
料理そのものよりも厨房での雰囲気の方が味に影響するってのを
彼は当然察するべきであっただろう。

「お客様のための」行動といっても、
独りよがりな姿勢だとこんな感じで真のニーズをつかみ損ねる。
ある意味で大いに勉強になった夕食であった。


ま、もしお客から離れてのオコゴトだったとしても僕は肯定したかないけど。
もーホントにねちっこい言い方でね。あんな可愛い娘にあんな言い方しちゃいけん。
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by tempari_blg | 2005-06-11 22:17 | 真面目な思考