仮面ライダー響鬼 三十ノ巻「超える父」

ただ今研修により東京へ出張中につき
今週の響鬼は多分水曜。

個人的には、結構ついてっていいんじゃないかなとか
思い始めてきた30分だった訳で。

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さて、
先週から各所で騒然の高寺P更迭ショック。
その渦中の正に中心に躍り出たのが、後任P白倉氏のブログ

詳しく書くことは憚るが、あまりに逸脱を呈しているであろう率直な言葉と
業界として掟破りの明け透けなぶっちゃけっぷり。
職業倫理としては多分相当にやっちゃいけない事であろうが、
しかしその悲壮なまでの潔さに、いちブロガーとして
目頭を熱くせずにはいられない奇妙な魅力を感じるのも確かで。

上記のブログ内容がよく分からない方は先週のエントリへ。
それでも分からない人は、多分分かってはいけないという事なんだと思う。


これからどこへ行くのかは分からないが、
ともあれ最後までついていくことに決めた。
まるで動じない馬鹿に徹する事が僕の応援です、白倉P。





「あれは…父さん」と
変な狐と自分の父とを重ね合わせたかに見えた危脳丸こと桐谷君。
しかし、実は響鬼を見る彼の脳裏に写っていたのは
燃え盛る民家へ人を助けに飛び込まんとする消防士の父の姿。
なお、地方公務員が豪邸を建てたなんて夢があるじゃないかとか思ったものの
よく考えたら母親がスペイン勤務であり例の御殿は多分母の仕事の賜物である。


さて、
弾かれた撥を拾って投げ渡すという
かつてなく具体的な鍛えっぷりを見せた明日夢君の援護もあり
響鬼は見事カシャを迎撃、そのまま逃走するカシャの追跡に走る。

そして岐路に着く二人の少年。
つまらない奴、という評価をサクッと棚上げ覆し、
「長い付き合いになりそうだ」と告げるのであった。「やなこってす」とかはっきり言え少年。


翌日。
モッチーと楽しく話す明日夢君の背後を怪しく尾けるという
もはや完璧超人の面影は微塵もない変態と化した桐谷君。
意外にもモッチーに接触したと思えば、その口から出たのは
「知ってるかな、ヒビキさんって人」。

更に、明日夢君が帰ってみれば自室からひょっこり顔を出す桐谷君
「来てるー!!(ガビーン)」とかピヨ彦が言いそうなギャグ漫画展開の中、
ツッコミ不在のまま桐谷君は「別にヒビキさんらと親しい訳じゃないんじゃん」だの
「一緒に戦ってないんだ、中途半端なんだよ君は」だの、
オタ絵は上手いけど運動音痴のマザコンという自分のキャラの中途半端さを棚に上げ
言いたい放題である。

そして話は父の話題へ。
死んだ父を二度と乗り越えられない悔しさを語り
「男は父親を乗り越えることで強くなるんじゃないのか?」と語りかける。
彼の異常なまでの勝負へのこだわり、原因は変な自己顕示欲やゆとり教育では
なかった模様である。父親に会わない=逃げだと言われた明日夢君、
意外にもグワッと揺さぶられる。


そしてその夜の食卓で、
明日夢君はカーチャンへ父との離婚について問いただす。
「お互い、一生懸命過ぎたのかな。」
その度が過ぎてお互いがお互いを見失ったと語るカーチャンの言葉を
まだ理解できない明日夢君だが。
「…会いに、行ってもいいかな」
その言葉に背を向けつつ、無言で住所を手渡す「彼女」に、
ここに来て初めて「よくできたカーチャン」以外の側面を感じた僕がいる。


そして彼はヒビキさんの元へ。
「考えて迷うなら、行動するしかないだろ」と発破をかけるヒビキさんに
明日夢君は父の元への旅立ちを決意するのである。
この辺が「これまでのテイストを残そうとする足掻き」なのであろうか。
だとすれば正直言ってスタッフ本当にGJである。


…と、そんな安堵感も軽々とぶっ壊すのが桐谷君クオリティ。
今度は単身でたちばなへ突入、ゆるゆると店番を決め込むヒビキさんに
「オレと勝負してください!」と初対面で激白。
真っ直ぐな目をして見つめる少年に流石にドン引きのヒビキさん、
明らかに暇そうな店内を見渡して「見ての通り今すごく忙しいから」と
係わり合いにならないぞモード全開である。
ならば、と桐谷君みたらし団子を注文。居座りの我慢勝負を繰り出す腹積もりである。

ヒビキさんもヒビキさん。
ゆとり教育と分かってる相手に向かってわざわざ
新商品「きび団子・紅」を「試してみない?」と提供。
っていうか桐谷君相手云々以前に注文のものちゃんと出しなさいよあんた
更に、こんなゆとり教育からレジの使い方を指導してもらうに至り
遂に桐谷君が店を手伝うというどこかで見たような展開へ。
ヒビキさん、完全敗北である。


一方、
イブキさん一行はDAによる索敵中。
「当たりです。でも、意外と近いみたいで…」の
「み」の辺りで二人の頭上をカシャが飛ぶという力ずくの展開に
「たたたたっくん、街中で偶然オルフェノクが~~」みたいな懐かしさを禁じえない


さて、
父の自宅、勤め先の会社、現場、倒れた先の病院と
明日夢君は父の足取りを追跡する。
お隣のために犬小屋を造り、「あの人と呑む酒、美味いんスよね」と部下に言わせ、
部長なのに現場で力仕事までしちゃう、家族との食事のために病院を抜け出す、
そんな「誇るべき父」に少年の心中は複雑なのである。


カシャに苦戦するイブキさんの方を受け、
病人が派手に咳ぶっこいてる隣で団子を箱詰めするヒビキさんは
現場へと直行。それを見た桐谷君も仕事をほっぽりだしてヒビキさんを追跡。
誰かいい加減に彼を殴ってくれ


愛すべき今の家族と楽しそうに食事を取る父を
レストランのガラス越しに見つける明日夢君。
何も告げず、寂しそうにその場を立ち去るのであった。

そして父の自宅へ戻った明日夢君、
造りかけの犬小屋を指し「造らせてください」と
お隣のおばさんに力強く告げる。


ヒビキさんは現場へと到着、
紅によりかつてなくあっさりなテイストで見事カシャを撃破したのである。
それを見つめる桐谷君と、おそらく彼を載せてきたタクシー運転手
聳え立つ異形の戦いに、運ちゃんはこれから何を思いどこへ行くのか
今後の運ちゃんの再登場に目が離せませんね。


さて、
夜になり犬小屋は完成。
トボトボと帰り路を歩く明日夢君の目の前にカーチャンのタクシー。
静かなタクシーの車内で、母子家庭の二人が話し出す。

カ「会えた?」
明「…会えなかった。会えなかったけど…会えたっていうか」
カ「…そうなの」

明「オレ、父さんのこと…好きでいていいのかな?」
カ「…あったりまえでしょ?アタシの惚れた男なんだから!」

正直、このやり取りを見せられるスタッフならば
そう心配せずともきっと守る所守ってくれるんじゃないかとか
油断した所で桐谷君のどアップ

「ヒビキか…お前はいずれ、俺のものになる


ウホッ





…童子に対し火噴きで奇襲かけた第一話の感動を思い出しました。
そう来たか。そう来たかァァァァァァ!!
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by tempari_blg | 2005-09-12 21:47 | ライダー


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