仮面ライダー響鬼 三十ノ巻「鍛える予感」

…えー、もう各地で大騒ぎのようであるが。
今週の井上脚本、見事なほどに賛否両論…っていうかまぁ否の方が圧倒的に多い。

もっともツッコミ型である当レビューのスタンスとしては格好の美味しい材料なので
井上の超脚本について明日じっくりと語っていきたい所存。


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さて、
あれからいくつかのブログ様を回ったりしてたのだが
井上批判というよりは「作品そのものが終了した」と
かなりガチに嘆く人も多く何かこっちまでガチで落ち込んできた


知らない人に説明しよう!
スタート時の「響鬼」プロデューサーは高寺成紀!
かつて「クウガ」のプロデューサーを務め、
犠牲者数を数万人単位でリアルに警察の口から公表させるなど
朝の子ども番組にはハードな展開、さんざ金をかけたロケの連続、
そして何より胴元のバンダイに媚びない作劇姿勢で
各方面からの物議を醸したのだ!

何故バンダイが出てくるのか?
それは現在の特撮製作予算には、おもちゃの売り上げも組み込まれており、
バカなガキ共お子様が劇中の武器を欲しがる様に
番組を作らねばならないという大人の事情があるからなのだ!

然るに高寺は、クウガの最終強化フォームを劇中で2分しか登場させないという
あまりにロック過ぎるアクションに及び、完全にバンダイの逆鱗に触れたのだ!
今回「響鬼」で復帰できたこと自体が大いなる謎なのである!


しかし、今回も見れば分かるとおり
どうやら同じようなスタイルを貫き通した様子だったのだ!
実際のところあんまりキャラとして子どもにアピールしなかったらしく
そのせいかどうか分からないがおもちゃ売り上げもそんなではないようだったのだ!

そして今回、番組途中でのP更迭という異例の事態!
前々作「ファイズ」や「龍騎」でPを務めた白倉伸一郎を再起用、
一緒に眷属たる井上大先生も再雇用され、現在の大混乱に至っているのだ!
これが、はっきり言ってオタ以外にはまるでどうでもいい今回の事の顛末なのだ!



…いや、
冷静に考えたら実際一般視聴者にはどうでもいい話なのだが、
今回はさすがに全体の空気感が大きく変わりすぎていた。
騒ぎ嘆く方々の気持ちは大いに分かる。

で、僕はどうするかなんだが
正味な話まだ1話見ただけで作品そのものへ引導を渡す気がないし
もし今回のテイストが続いたとしても視聴はし続けるだろう、と。
「あの響鬼はもう戻ってこない」と落ち込むよりは、
むしろ今後の「迷走」すらネタ化して、更に激しく突っ込みを入れ続けるぐらいの
鍛えっぷりは見せていこうかなと思いますです。

中身についてのガチなレビューは、てりぃ様の一連のエントリが
一番熱こもってて僕もかなり同感なのでチェックされたし。
ここは変わらずバカレビューに徹する。

もうこうなりゃ笑い飛ばしとけアッハッハ。
そんな道化魂炸裂、今週の響鬼である。






いつものようにチャリ通中の明日夢君。
そんな長閑な風景をぶち壊すかのごとく、
変な運命は絡み付いてくるのであった。


後ろから走ってくる一台の自転車。
乗る少年は明日夢君に並ぶや否や、「よーい、ドン!」と叫ぶと
何の脈絡も無く全力でこぎ始める。

DQN少年の背中に珍獣でも見るような視線を投げる明日夢君に、
少年はわざわざ律儀に明日夢君に抜かれるのを待ち
再度よーいドンと勝負をふっかける。
明らかに鍛え足らない明日夢君はノリにほだされ全力で併走。
「心だけは鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃないか」という
先週のヒビキさんの言葉はどこに飛んでったのであろうか

突如、明日夢君の目の前に一匹の子犬。
避けようとしておもっくそ草むらに突っ込んだ彼に向かって、
DQNは高らかに「勝った!」と勝利宣言。

どうやら重篤なゆとり教育の被害者のようである
変なのに絡まれたもんである。


さて、
たちばなでは風邪が蔓延中、日菜佳さんとおやっさんがその餌食に。
死ぬような勢いで咳をし続けエボラぐらいには感染してそうな勢いだが
「今日はゆっくり休みなさいってアハハ」とヒビキさんはまるで動じない。

お客の方もひと段落、
営業時間中なのに客席でお茶で一息入れ始めるヒビキ&明日夢君。
最近妙に尖がったり気難しい奴が多い中、少年は素直で優しいなとヒビキさん。

ヒ「悩める15歳、って感じだよな」
香「そうそう、ふわふわのマシュマロ、って感じ?」

どうだ、スタッフが変わるとキャラもこんなに訳分からん事言い出すのである


一方、
大正浪漫二人組は引き続き実験を継続中。
液体と毛髪をビーカーで煮込むことがどんな成果に繋がるのか分からぬが
相変わらず不敵な余裕が感じられる。


ある朝、いつもの登校風景。
明日夢君のクラスに時節外れの転校生、
誰かと思えばいつぞやのゆとり教育である。

先生の書いた黒板の名前を字が汚いとか言って書き直し、
更に先生の英語には南部訛りがあるとか言って突然おもむろに
発音で勝負しましょう」と提案、変な発音のフランス語を喋りだし
「誰も英語で勝負しましょうとは言ってませんよ」と訳の分からない難癖をつける。

昼食には出前の弁当を注文、校則違反と問い詰めるクラスメイトに
校則守って豊かな人生が云々とどっかで聞いたことのある文句を垂れる。
これが ゆ と り 教 育 か


そんな教育政策の歪みもさることながら
魔化魍の被害も実に深刻。今回は火炎に包まれた車輪が
通行人を炎に包み灰化。人を喰らうとかいう設定は彼岸の彼方なのが井上クオリティだ。


例のゆとり教育は更にエスカレート。

明日夢君の案内による部活回りでは、
ブラバンではトランペットを完璧に弾きこなす、将棋部では四面差しに全て勝利、
漫研では美麗な萌えイラストを描き上げオタのねちっこい賞賛を浴びるなど
パーフェクト超人ぶりを発揮する。

が、案内してくれた明日夢君に向かって
「君ってつまらない人間だな」と言い放つ辺りで
ゆとり教育の面目は躍如である

しかし、鍛えているはずの明日夢君はその言葉にやたら反応、
あまつさえモッチーに「オレってつまらない人間なのかな」とかぐだぐだな弱音を吐く始末
安心しろ、モッチーはあのパーフェクト超人を前に
「インパクト強いよね」と完全に危脳丸扱いである


死屍累々のたちばなでは、仕事着姿のヒビキさんが
お茶をこぼすなど見事なドジっ子モードを披露
様子のおかしい明日夢君にさっぱり気付かないなど
まるで余裕のない鍛えてなさっぷりを露呈っていうかホント大概にしとけ井上
あまつさえ客と雑談して明日夢君に説教喰らうとか
ホント何かもうヒビキさん威厳とか丸つぶれである


さて、
例の火車であるがイブキさん一行が捕捉。
街中に出没、童子&姫は姿を見せないなど違和感を禁じえない。


今日の体育はバスケ。
早々に何故か突き指して見学のゆとり教育は
指腫らした分際で明日夢君のプレイに難癖。
スーパープレイできる人とか突き指しないはずなんですが普通

今日の明日夢君の放課後は、そんな彼の豪邸をお宅訪問。
未経験の人間とビリヤードで勝負というピヨ彦みたいな行動
正直明日夢君も辟易である。人汗かいて豪華スイーツを満喫、
すっかり我が世の春と思われたゆとり教育…
その眼前のテレビに突然表示された中年女性の映像。

母「京介ちゃ~ん☆
ゆ「ママぁ…!
母「ど~お?元気してる?新しい学校はど~お?」
ゆ「大丈夫だよ、心配ないからママぁ…」
母「ちゃんと寝るときは腹巻きしてね~。京ちゃんはポンポン弱いんだからぁ☆
ゆ「分かったから!勘弁してよママぁ」

ハイ決定。こいつのこの狼狽振り
ゆとり教育というか完全に危脳丸である
岡田あーみんテイスト全開の展開にボルテージは最高潮。
あーみんを誰がどんだけ知ってるんだという突っ込みは置き去りである。


そんな危脳丸との帰り道。
お互い父がいない、という背景を共有しつつ歩いていると
突如向こうから襲い来る火達磨の物体。
逃げろとばかり身をかわそうとして「痛い痛い!痛い!」と足をくじく
さすがの間抜けぶりが危脳丸クオリティ。

そこに追跡中だったと思しきイブキさんが到着、
全身経文に狐顔というよく分からないデザインの等身大魔化魍「火車」との
戦闘開始である。その早々にあきらはヒビキさんに応援要請、
まるでイブキさんを信用していないという衝撃の事実が明るみに出た。

そして、ものの数秒で現場に到着した響鬼。
あきらの読み通りまんまとボコボコにされた威吹鬼をフォローし
戦闘に繰り出す響鬼を見た危脳丸の口から衝撃の発言。

「あれは…父さん?」

あの変態狐がお前の父さんだったのか!


  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
  /   ,――――-ミ
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 |  /   ,(・) (・) |
  (6       つ  |
  |      ___  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |      /__/ /  < なわけねぇだろ!
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…待て、次回。
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by tempari_blg | 2005-09-04 21:15 | ライダー


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