仮面ライダー響鬼 四ノ巻「駆ける勢地郎」

最近じゃすっかりCRMなんて言葉も当たり前になって、
インターネットを使った顧客への情報配信サービスはどの業界でも行われているのだが、
響鬼でもHPとメルマガによる、ストーリーや人物紹介、インタビューなど
結構充実した体制が取られている。特にHPのストーリー紹介では
本編のディテールどころかこっちで補完しないと話がわかんないという
すっとこどっこいぶりを発揮している様子。

で、
僕も今回のライダーではとうとうメルマガを登録してしまった。
その名も「週刊猛士通信」
放送前日の土曜に毎週配信され、出演者によるコラムや
翌日の放送の見所などが今後ともバシバシ掲載されていく予定のようだ。

ちなみに今週で第4号。今の所出演者コラムは細川氏と、
明日夢君こと栩原楽人君。
細川氏が「いかにライダーを日常のリアリティに引っ張ってくるか?」に苦心し
かなり主体的に現場に関わっている事に感心したり、
楽人君がつい最近に至るまで主役とコミュニケーション取れてなかったことが判明したり
読んでるとなかなか面白い内容である。

また、文面がモロ番組サイドの気負いや視聴者の反応とかに
敏感にリンクする点も面白い。第一話直前の通信を抜粋すると
「正直申しまして、我々としても皆様にどれだけその活動を理解していただけるのか、今は不安でいっぱいです。しかし、響鬼、そして猛士の真剣な活動をご覧いただければ、今すぐにとはいかなくても、必ずや皆様のご理解を得られるものと確信しております。」

という感じで、やっぱ心配だったんだな製作サイド、といった具合で
「完全新生」への不安感が色濃く反映されている。
それに引き換え、昨日届いた4号では、視聴者からの好反応のためか
文章に安心感が感じさせる。何せ書き出しがこんなん。
「響鬼&猛士を応援してくださるファンの皆さん、こんにちは。鍛えてますか?
担当さん安心感と言うかノリノリである


さて、
今週のヒビキである。




今週は遂におやっさん登場。
重鎮役者である下条アトムの藤兵衛っぷりが気になるところであった。


結局先週は想い人ヒビキさんに逢うことなく終わった明日夢君、
今週も目覚めからわずらいっぱなしである。ディテールに凝る作劇姿勢は相変わらずで
このワンシーンでも目覚まし時計は3個使用とかブリーフは黒とか
明日夢君の生活観が垣間伺える。


一方、
先週の隠し爪一撃で全国の子どもを泣かせた鬼畜なヒビキさんは
朝方に捜索を終えて香須実姐さんの元へ。テント内でおもむろに服を着る描写も
ディテールへのこだわりが見えイイカンジである。

捜索の甲斐なく魔化魍本体は見つからない。
「最近データにハズレ多くない?」と姐さんに罵られつつも
朝からやたらとテンションが高い日菜佳さん。上手いと言うか惹かれる演技である。
そうして間に猟に来てる二人組が馬鹿でかい魔化魍に遭遇、
敢え無く顔がくしゃくしゃにぺちゃんこに潰されてしまう。
この時期奥多摩はほとんどの地区が禁猟区だったような。ご愁傷様である


明日夢君は学校で自習。
相変わらず子役の演技のアベレージがすこぶる高いのが素敵なのだが、
それにしても何で明日夢君の座席が女子に四方を囲まれる配置なのか気になって仕方無い。
下校も幼馴染のひとみと一緒。
「高校入ったら部活どうする?」なんて悩みを相談したり。
超うらやましくて泣きそういい雰囲気のシチュエーションである。


魔化魍の捜索は相変わらず難航中。
人死に出たんだしいい加減気付けよディスクアニマルと思うところであるがそれはさておき。
ヒビキさんは先週の明日夢君に正体ばらした件について、また香須実姐さんへ話を振る。

ヒ「あれはあれで、俺的にはアリのような気がするんだよね」
香「それ、開き直ってる?」
ヒ「俺の誠意って言うか、俺にはそういう風にしかできないって言うか…
そういうやり方が一番責任持てる気がしてるんだよね」

これは、明日夢君が鬼を見たって話を信じてもらえなかった辺りを受けての発言のような。
既に見られてしまったモノを曖昧に誤魔化すんでなく、相手を一人前と見て向き合うと
何と言うか正しい大人の姿である。
「ヒビキさんとその子が分かり合えばいいって、そういうコトでしょ?」
という香須実姐さんを「大人になったな」とからかうヒビキさん。
粋である。こういうヒーロー見たかった。


そんなヒビキさんの思いを未だ知らぬ明日夢君、
メールでのみ奇跡の再登場を遂げた屋久島のお姉さんから
添付で送られてきたヒビキさんとのツーショット写真に胸をときめかす。
っていうかお姉さん文面にこんなん→(・∀・)/見えたんですけど気のせいですか
住人

そんな彼の目の前で、自転車に轢かれそうな少女を
颯爽と助けた謎のおじさん。おやっさん登場である。
おじさんの会話に「ヒビキさん」という単語を耳にした明日夢君、
矢も盾もたまらず突発的に追跡を開始。
一緒に買い物してたはずの幼馴染はガン無視
恋する若者は盲目である。
柴又商店街から帝釈天へ、執拗に追跡を続ける明日夢君に幼馴染も合流。

ひ「誰なの、あれ?」
明「…知らない」
ひ「知らないのに後尾けてるの?」

そりゃ不審にも思うだろう受験期に
しかし「乗りかかった船ね」と何故かノリノリな幼馴染。
羨ましくて血反吐が出そうなシチュエーションである
しかしそこは子どもの尾行。速攻でばれてまんまと逃げられる。
やたら健脚な下条アトムにまるで歯が立たない中学生2人、
文化系らしい現代っ子の体力の無さもリアル描写の一環であろう


一方、ヒビキさん一行もようやく魔化魍ヤマビコを発見。
アカネタカ数体が粉々に粉砕されるのを見てヒビキさん本気で怒り顔である。
しかし巨大怪人相手に「お~い止まれ!」とか「ぃよう!」とか呼び掛ける辺り、
そこは歴戦の余裕さである。どうせ惨殺するのに
気持ち的には「ぃよう!(殺す)」みたいな感じであろう。


少年少女は結局ばて、「君たち、何の悪戯だい?」と逆に声をかけられる。
へたり込む二人に「鍛えてないなぁ…(ニヤリ)」。おやっさんナイスである。


さて、
響鬼は巨大魔化魍と戦闘開始。
公式には体長約6.9mとあるが明らかに20mは優に超えている
踏みつけ攻撃を仕掛けてくるヤマビコをひっくり返し、
腹に繰り出す恒例の太鼓ドンドコ攻撃
ちょっとエフェクトが派手になり、太鼓の破壊力が上がり
力いっぱい叩いている感じがなかなか出ている。
粉々に粉砕されるヤマビコに、相変わらず余裕の響鬼。
今の所強すぎである。戦闘というよりは害虫駆除のような無駄の無い戦いっぷり。
これはこれでアリである。


帰還したヒビキさん一行は、
おやっさんが連れてきた明日夢君と無事再開。
明日夢君の死ぬ程嬉しそうな顔、というか。
居合わせた幼馴染にあんな顔見せちゃいかんだろう

来週からはいよいよ、二人のやりとりを軸に物語が転がっていくのであろうか。
楽しみである。


ちなみにどうでもいいがさっき誤変換で明日無君とか出てきてしまった。
受験には100%失敗すること請け合いな素敵改名である。
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by tempari_blg | 2005-02-20 11:55 | ライダー


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