仮面ライダーオーズ感想 第42話「氷とグリードと砕けた翼」

【ひとことあらすじ】
グリード化の代償は五感の喪失という幸村のテニスだったわけですが、アンギラス
ヤミーに凍らされた有象無象の助けに無償で応える酔狂な戦士の正義パワーの前に
ショタアンクは粉々だし正アンクも謎の復活を遂げました。







【感想】
オーズは特撮ヒーロー作品における重要なテーマをさらっと入れるのが上手いんだけど、
今回は「ヒーローが悪から市民を守る理由」。

オーズでは「理屈を超越して体が動く映司こそがオーズ=ヒーローそのものであって、
でも彼が折れないよう支えになる人が必要なんだぞ」というアンサーだったけど、人間の
利他性が先天的な本能であれ後天的な教育の賜であれ、やっぱり「人が他人を救う事」
って理屈では説明できないものであってほしいと個人的には思ってます。

更に、お兄ちゃんに助けを呼ぶ一般市民に応える映司を「都合のいい神様」と言わせた
からには、「守られる側がヒーローを消費して使い捨てる」という問題提起も入ってる
ような気がする。例えばスポーツ全般における「日本代表」の扱いなんて、思いっきり
それに該当するんじゃないかね。
これについては、うすた京介先生の読み切り「ショルダータックルヤスザキマン」を
ぜひみんなに読んでほしい。ヒーローを強要されるキモオタの苦悩と次々虐殺される
怪人達の悲哀。特オタ的には必読ですぜ。


■天衣無縫に目覚めて世界を食らうリョーマ
まさか「アンクのアイス」すらグリードの本質に関する伏線だったとは。
いや、ガメルの描写の物悲しさとかグリードが「世界を食らう」とされていた事への
理由付けとか本当見事だったと思うんだけど、いかんせん長年のジャンプ読みとしては
幸村のテニスが真っ先に思い浮かんでしまう悲しい性ですよ。

しかし、「五感が鈍いと欲望はより深くなる」っていうオーズ内の説は本当かなぁ。
個人的には、鼻詰まりのときって味覚鈍るから食べても美味しく感じられなくてむしろ
食欲が減退するんだけど。エロも感度が大事だというし



■真木博士、じわじわグリード化
真木博士はラスボス的な貫禄を漂わせつつも、未だキヨちゃん絡みで面白を入れてくる
辺りがどことなくアメコミキャラ風。

プテラ・ユニコーン・アンギラスと、紫系ヤミーは日曜朝にしては行動がえげつなくて
なかなかいいです。プテラの「遊園地の客を大量消滅」は特に戻った描写もないから
被害規模としてはクウガのとき以来か?


■予告に幻覚を見たような
ウヴァさん!?ウヴァさんなのかい!?
今度はアンクのパシリ的な立ち位置だったのがすごくウヴァさんっぽいけど!
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by tempari_blg | 2011-07-23 22:07 | ライダー


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