仮面ライダーオーズ感想 第38話「事情と別れと涙のバース」

【ひとことあらすじ】
金で怪人軍団と手を組んだと見せかけてまんまと5千万せしめた伊達さんは、
厨二のくせに煮え切らない後藤さんを死んだふり作戦で二代目バースに就任
させることに成功。その報酬合わせてブラックジャック先生のところへゴーです。






【感想】
伊達さん生還成功ォォォォォ!
カーレンジャー以来のどベタな「死んだふりで変身させる作戦」だったけど、素直に
伊達さんが生きててよかったし、正義側のキャラとして描き切られつつも「あくまで
目的は金」は崩れなかったのもすごく見事だった。
まードクター真木に対しては、ガチ戦闘でつかみを押さえつつ「俺あんた好きだったぜ」
でドクターの心に入り込み完全に油断させる見事な外道っぷりでしたが、前金の額が
気前良すぎた感は否めないし、ドクター側も脇が甘すぎた感があるな。

それにしても、今回の件だけで1億ゲットということは、これまでの戦いではほぼ全く
金貯まってなかった
ってことだけど、あれだけバスター多用したり射的練習しまくったり
サソリに1000枚投入したりしてりゃ当然の理だよな。
あるいは、伊達さんは最初から後藤さんをどうにかするための人材育成要員として投入
されたのかもしれなくて、だとすれば伊達さんの完成されたナイスガイっぷりにも納得が
行くな。ただ今度は「皆どんだけ後藤さんに過保護なんだよ」って疑問が沸くんだけど、
もうそれは「だって後藤さんだし」としか言いようがない。

ともあれ、後藤さん育成のために期間と予算を割いていた鴻上ファンドも一組織として
魅力度がぐっとアップしたし、後藤さんも発展途上ながら後藤さんなりの成長を見せた
上でバースに変身して、すごく綺麗な話のまとめ方だったと思います。
番組的には常識人キャラの割合がガクンと減ったのは痛手だけどな!


■「俺はマニュアルが大好きなんだ」を検証する

個人的には「ジョバンニが一晩でやってくれました」以来の衝撃でした。
実際あれをやってのけるために必要な技能をちょっと考えてみた。

1)マニュアルを読み込んで問題と思われるスペック(自爆装置)を発見
2)当該スペックの詳細仕様調査、及び他スペックへの影響について調査
3)スペック変更仕様の設計
4)設計に基づくソフトウェア・ハードウェアの修正
5)スペック変更のテスト
6)本番運用開始

1)はまぁいいとして、2)~4)はマジどうしたんだよ!
これを成したとしたら、一点モノの試作品の、しかも他人の書いた仕様書を読み込んで
どこに何があるかも分からないソースを修正しきった
ってことなんだから、もはや
後藤さんは単なる元警官じゃ済みませんよ。天才とされてる人間のソースを読み解くとか、
もはやある意味ドクターより上ですよ。
後藤さんがバースを使った形跡が無いことを考えても、5)~6)はおそらく飛ばしてるん
だろうなー。システムの机上テストはやったのかもしれんけど。うっかり修正が誤ってて
伊達さん爆死
とか考えると、あの件が実はいかに薄氷を踏むような展開だったか分かる。
本当よく生きてたよ伊達さん…。


■さよなら、伊達さん
また伊達さん出てきてほしいなー。「自分がいなくなったときの準備を万全にする」と
「でも自分が生きるために最善を尽くす」の二つを両立させた、最後までカッコ良い漢だった。
バースでなくていいから、いずれまた元気に登場してほしいなぁ。

嫁「ラストシーンの後藤さんは飛んでいく飛行機を撃ちそうな目をしていた」
うん、俺達は今も後藤さんに誤射を期待してしまうんだ。
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by tempari_blg | 2011-06-26 08:52 | ライダー


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