仮面ライダーオーズ感想 第9回「ずぶぬれと過去と灼熱コンボ」

【ひとことあらすじ】
爆発といえばゲージツゲージツ家と言えばクマさんですが、ハロウィン仕様でトリック
オアトリートな映司は、爆弾魔に張り付いたヤミーを「ホントにホントにホントにホントに
ラーイーオンだー」的な新フォームで爆発させつつ、人形とお話する不思議ちゃん中年と
運命の邂逅を果たしました。



【感想】
カルビー「ベジたべる」に出てきたみたいなヤミーとか大学時代プチお世話になった
助教授
に似てるパペットおじさんとかアクの強いキャラが盛りだくさんでしたが、
個人的には冒頭の爆破に対する映司の描写にかなり感銘を受けました。

あそこで犯人がやろうとしたのは「1回目の爆破で人を引きつけて2回目の爆破で大量
殺戮」っていうかなりガチな無差別テロだった、っていうのがまず凄い。もしあれが
水じゃなく石油だったら映司含め全員火だるまですよ。
そして映司が過去に経験した、そうしたテロによる惨劇と後悔。ライダーってどんなに
構造を複雑化しようと基本的には「正義のヒーローと悪の怪人のバトル」なんだけど、
そういう世界にも「紛争とテロ」は遍在していて、それはグリードの存否には関係なく
現実にも存在しているもの。これは「悪の怪人軍団も世界の脅威の一側面に過ぎない」
ことを示していて、「超人と怪人の関係者だけで世界が完結してる」ような典型的な
ヒーロー物とは一線を画してる感じが面白いです。
何というか、世界観が広めに取られてる感じ。


■新コンボ強杉
これもものすごい画期的なんだけど、かつてここまで「ライダー側と怪人側とのパワー
バランスが圧倒的にライダー側に傾いている」シリーズがあっただろうか。
今回のメズールといい、幹部級であるグリード勢がボロッボロに翻弄されてることに
ドキドキしてしょうがない。
いかんせんコアメダルの取り合いがゼロサムゲームなので「オーズの強化=グリードの
弱体」なんだけど、とりあえず現状の戦力差は相当オーズに傾いてしまっている訳で。
そこをグリード4人が知略とチームワークを駆使して逆転を図るという展開はすごく
熱いんだけど、そうなるともう主役は完全にグリードの方だよな。

そして、新コンボに一瞬で蹂躙され一気に4枚も脱がされたメズール姐さん。
脱衣麻雀でいえば上家の相手に天和食らったような蹂躙っぷりだった。次回女子中生の
人間体がランジェリー姿で登場してくんねえかな。


■里中君inハロウィンコス
鴻上先生の趣味(「ハッピーハロウィィィィィン!!里中くん、奇抜な衣装で街を闊歩し
自らを開放する。素晴らしいイベントと思わんかね!」とか何とか言って衣装プレゼント)
だと思うんだけど、本人も本人でポーズ決めたりノリノリだったので、鴻上で勤務する
にはこういう「進んで悪乗りに身を投じる」柔軟性の高いメンタリティがないと上手く
やっていけないんだろうなぁと思った。後藤さんやっぱりあんたこの会社向いてないよ。


■主題歌「Anything Goes!!」PVお目見え
30秒の間にウヴァ様がボコボコにのされてるシーンがこれでもかと挿入されてて「あぁ、
やっぱりウヴァ様はこういう使われ方なんだな」と微笑ましい気分になりました。
制作側ももう絶対分かってやってるよな。
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by tempari_blg | 2010-11-03 23:36 | ライダー


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