仮面ライダーオーズ感想 第8回「サボりと無欲と休憩中」

【ひとことあらすじ】
ニート夫とDV嫁による犬も食わない夫婦喧嘩を何となく解消させた映司。
それはそれとして、工場で暴れるバイソンヤミーをざっくり惨殺しめでたしめでたしです。



【感想】
今週は薄かったなー何となく。
ただでさえ「無気力った夫の再生」と「ガメルたんの大暴れ」という2つの物語軸がどっちも
薄かったのに、それらが殆ど関係を持たずに最後まで進行しちゃったから、「あぁ解決したね。
お、こっちも解決したね。ふーん」という感じで流し見してしまう回だったです。

前者の話はダメ夫の心情や行動の動機が掴みづらくて、ちょっとよく分かんなかった。
いわゆる燃え尽き症候群は職務上のストレスとか報われない感が無気力を誘うやつだから、
一旦成功を納めてるこの人は違うよな。かといって「欲がなくなっちゃった」と自称してた
けど、ギャンブルに依存する辺り金銭欲的なものは確実に働いてたと思うんだけどなぁ。
川に捨てられた当たりくじを飛び込んででも拾おうとするぐらいの金銭欲なんて相当だし
かなりのバイタリティが無いと取れない行動だよな。
せめて「激務で疲れ切って一日中釣りをしてる」とか「仕事への欲は萎んだのに浪費欲だけ
残っちゃってたところをヤミーが…」とかの方が、シンプルでよかったと思った。

ガメルはガメルで人間のドロドロした欲を一切介在させずにヤミーを作れちゃうんで、
人が介在することによるドラマティックな展開を生みにくいところが作劇的にマイナス
なんじゃないかな。これまで登場したヤミーは「依代の人間の欲が産んだ怪物」としての
要素が個性になってたんだけど、ガメル系ヤミーにはそれがないから、個性が「どういう
酷い暴れ方をするか」っていう戦闘スキルに特化したものにならざるを得ない。
バトルパートはそれでいいけどドラマパートが薄くなっちゃうんだよな…ってまぁ、
メイン視聴者層のお子様はあまりこんなこと気にしないからいいんだろうけど。


■グリードにおけるガメルの異形性
で、グリードの生態っていう視点からもガメルはすごく異質だなーって思った。
こいつはヤミーを自分の欲により生み出すけど、ヤミー自身はその欲の増幅=セルメダルを
体内で増産することができない。そして、そのセルメダルこそがグリードにとっての食料。
つまり、ガメルは他の3人と違い自給自足が一切不可。ガメルは他の3人に生命を依存してるに
等しい存在な訳です。
これまでの描写でも仲間思いの一面が顔を覗かせていたけど、これは「仲間を死なせない」
ことがガメル自身の生存に関わる問題だから。それが人格にも反映されるとすれば、ガメルは
命を賭して仲間を守るという、大変「悪」に括りにくいパーソナリティを持ってることになる。

この認識が小林先生の脳内にもあるとすれば、今後ガメルは一筋縄ではいかない運命を辿り
そうでワクワクしますな。「仲間化」あるいは「他のグリードを殺されて超凶暴化」みたいな
劇的な展開があるような気がする。


■それにつけてもウヴァ様の株が上がらない
先週述べたウヴァ様失敗願望ですが、結局右腕だけの雑魚にまんまと逃げられており(しかも
目先のメダルに目を奪われるという完全な過失)、メダル2枚の奪還に成功したとはいえ収支を
考えるとやはり今回のウヴァ様は失敗と言ってよく、さすがウヴァ様は俺の期待を裏切らないぜ!
また、物に八つ当たりしたりカザリに八つ当たりするなど、いささかも威厳を保とうとしない
青春さ加減が素晴らしいです。

ただし、そのウヴァ様と仲良く水ぶっかけられたカザリもメズール姐さんから見れば同程度と
いうことで、「美少女委員長とズッコケ3人組」の構図が鮮明になった回と言えます。

ウヴァ様=ハチベエ
カザリ=ハカセ
ガメル=モーちゃん


■鴻上ファンド会長、東広島に降臨
東広島生涯学習フェスティバルの2日目(11/7)に宇梶剛士さん講演会が開催!
これはもう子供大騒ぎというか、鴻上的な話は絶対出るだろうなー。
別件で行けるかどうか分からんけど、できれば行きたいなー。

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by tempari_blg | 2010-10-28 00:06 | ライダー


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