仮面ライダーオーズ感想 第7回「ダメ亭主と罠と大当たり」

【ひとことあらすじ】
グリードきっての癒し系として評判のガメルが通行人の頭上にスニーカーその他を降らせて
ドリフコントに興じているのをオーズが新技の太陽拳で止めようとしていたその頃、アンクは
2chのカキコに釣られ誘き出された先でウヴァ様にボコボコされてしまいましたポコペン。



【感想】
うん、オーズ面白れぇ。「傑作」と名高いWに勝るとは言わないまでも、今のところ負けてない。
その要因のひとつとして、脚本の靖子にゃんこと小林靖子先生はキャラ造形が本当上手い。
多分小林先生は、最初の数話で視聴者が各キャラに対してどんな印象を抱くかっていう計算が
相当しっかりしてる。その方向性を維持しつつ個性の掘り下げが進められるから、それぞれの
キャラに違和感なく感情移入していけるんだと思う。
やっぱり小林先生も後藤の運び屋っぷりとかとかウヴァ様の脳筋とか分かって書いてんだなー。

あと今週は、ガメルとバイソンヤミーの徐々にエスカレートしていく様が「笑い」と「恐怖」の
境界線を見たようで興味深かった。靴とかの小物が次々頭上から降ってくるところは完全に頭で
ドリフコントの曲が鳴り響いてて笑ったけど、宙を舞って落下してくる対象が金盥→灯油缶→
業務用デスク→人間と段々笑えなくなってって、これはちょっと怖かった。
あれは放っておいたら最終的に家屋やら何やらが無差別に降り注ぐ地獄絵図になってただろうし、
それを無邪気に楽しんじゃうガメルの「実は一番ヤバい感じ」がよく出てたと思う。
ギャグとホラーって相当紙一重だよな、どっちも「予定調和をひっくり返す」点は共通だし。


■グリードの頭脳プレイは成功だけどウヴァ様はウヴァ様

アンクもアンクで2chの名無しのカキコに釣られる辺りのマヌケさが気になったものの、
ネットし始めの頃の「ネットこそ真実を伝える至高のメディア!マスゴミは真実を隠す
売国集団!」的な中二病に罹患してる時期だと考えたら致し方ないなって思った。

一方、ここまでは見事計算通りに作戦を進めたグリード陣の役割分担ですが、

○カザリ:本作戦の立案者。2chへのカキコによるアンクの誘導も実施。
○ガメル:本作戦の要である「アンクとオーズの分断」担当として、見事オーズの足止めに成功。
○メズール:本作戦の傍観者。シャボン玉を飛ばす美少女姿に大きい視聴者がエレクト
○ウヴァ:本作戦の鉄砲玉。「非戦闘員からメダルを強奪する」という知力不要のお仕事。

ウヴァ様ェ…。
何が悲しいって、見事に作戦の骨子がカザリとガメルで成立してるにも関わらずそれを棚に上げ、
かつ「戦力外のアンクからメダルを強奪する」というバカ向けの作業を割り当てられながらそれを
自覚せず「俺達も進化したんだよ!」と胸を張ってること。
正味な話、お前の任務ってヤミーでも十分事足りるやつなんだよ…。
次週いきなりアクシデント発生でメダルが一枚もゲット出来なかったとしても、俺は多分少しも
不思議に感じないぜ!

■後藤株、ストップ安
物資輸送係として定着しつつあった後藤さん、本人にもその自覚があったことが判明!
警察=公務員待遇を捨ててまで「正義のため」という理想を追おうとしたのに、転職先ではガキの
使いばっかりやらされるわ、エキセントリックな上司の理解出来ない命令に振り回されるわ、
大体月一の割合でケーキのクリーム引っ掛けられるわ、これは転職がいかにリスキーか、っていう
大変教訓的な話だと思う。なんか不憫としか言いようがない。

■ライオン顔、初お目見え
太陽拳wwwwwいや、ライダーの必殺技として「顔面が眩く発光して敵の目をくらます」って
どうかと思いますよ。第1話で突然口から火を吹いて怪人を不意打ち焼殺した某音撃戦士
彷彿とさせられた。
[PR]
by tempari_blg | 2010-10-20 23:51 | ライダー


<< 仮面ライダーオーズ感想 第8回... 【告知】11/6(土) ブルー... >>