仮面ライダーオーズ感想 第6回「お洋服と契約と最強フォーム」

【ひとことあらすじ】
父さんが倒産しちゃった買い物依存っ娘の欲が育んだグロいピラニアの群れを
全身緑の目に優しいライダーが影分身を使ってバッコンバッコンしました。
年貢の6割を上納させられる契約が勝手に締結されたことも知らずに…。



【感想】
「欲しいという事自体は悪くない」。欲望自体は肯定する、大事なのはそれと
どう折り合いをつけるかだ、という、番組の核っぽいメッセージが出てきました。
そりゃあまぁそうだわな、欲望自体の否定=解脱という話になっちゃうと
「視聴者の欲望=おもちゃ購買意欲」というライダーシリーズ自体へのアンチ
テーゼになりかねんしね。っていうか今回のメダル商法も相当えげつないし。
メダル集めれば集めるほどガンバライドで強くなる、という設定のせいで
カードとメダル両方に消費させようってんですから大変だぜコレ。

今回にしても、買い物っ娘はパパが問題なく事業を継続さえできていれば
これはこれで問題なかった訳だよな。買っちゃ飽き、また買っちゃ飽きを
繰り返すんだから、お店にしてみればこれ以上ないぐらい上得意様だし。
重要なのは禁欲礼讃ではなく「収支を合わす」ことで、いっぱいおもちゃが
欲しかったらいっぱい稼ぎなさいという、おぉ、なんか凄く現実的かつ
嫌な教訓が見え隠れするぞ。おもちゃを買ってもらえない理由に「パパの
稼ぎが悪いからよ」とかママに言われたりして。


■「ま、人間サマにゃ敵わんってことさ」
現代社会で効率よく稼ぐ為に必須なのは知略ですが、上記のミギーの名言を
思い出すぐらい鴻上ファンドのえげつなさが光った今週。

アンクは最初に7割吹っかけられたけど、それに引きずられる形で「4割」を
最大の要求として提示しちゃった時点でアンクは負けだよな。
何しろ、そもそもアンクと映司陣営はそもそも鴻上ファンドに対して明らかに
有利な立場なんですよ。だって2人の連携やバイクの確保はまだ「工夫すれば
何とかなる」レベルだけど、鴻上ファンドはライドベンダー隊が全滅してる
現時点で、目下ヤミーを倒せる手段が無い。
ヤミーを葬れるという「一番のカード」を持ってるアンクがそのカードを
切る余地がなかったというのは、ウヴァ様襲来へのテンパり具合とかそういう
状況をフルに利用した鴻上の圧勝を意味してると思う。
結局上がりの6割を上納するという圧政下の年貢並みの搾取が決定した訳で、
既にグリードもアンクも鴻上の手の中で転がされてる状況なんじゃないのか。

■そして本当にダメの子なウヴァ様
・メダル隠しの件でカザリに詰め寄るも、軽くあしらわれる
・腹いせに、ひとり遊びに興じるガメルに八つ当たり
・メズールにメダルを恵んでもらい、宥められる
小2か!

■群れvs群れ
分身が得意な新フォーム「ガタキリバ」については「ガタメキラ」
想起されて仕方がありません。太陽とシスコムーン、どうしているんだろう。
あと敵のピラニアヤミー、映像じゃ目立たなかったけどテレ朝公式の画像で
むちゃくちゃグロい姿が顕になってて笑いました。
「人間の手」って人間以外に付いてたらこうもグロテスクなんだ。
この「人智を超えた異形感」はクトゥルーっぽくてかなりいい。

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これはすごい
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by tempari_blg | 2010-10-12 22:58 | ライダー


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